理想を叶える注文住宅
2022年11月18日

理想の注文住宅建築には交渉力と基礎知識が必要です

注文住宅は、希望する建築方法のハウスメーカーや工務店を決めれば理想のマイホームを手に入れられると思ってしまいますが、理想のマイホームを手に入れるには交渉力が必要不可欠です。注文住宅は、大手ハウスメーカーが得意とするセミオーダー住宅や企画住宅なら坪単価が決まっているので大きな予算オーバーは少ないのですが、フルオーダー住宅は基本的な坪単価を提示している事もあるものの一般的には青空天井で気付けば大きく予算オーバーしている事も珍しくはありません。フルオーダーの注文住宅は、標準仕様が作成されていないので施主の希望全てがオプションの様なものであり、オプション1つ1つに多分の利潤が含まれている事が多く、オプション1つ積み上げる毎に交渉して費用を抑えて行く必要があります。どんぶり勘定で最終的な見積もりで価格交渉を行っても良いのですが、予算に合わせて調整する場合には個々の費用が理解できている方が取捨選択しやすいので効率的です。

注文住宅は、理想のマイホームを手に入れるには最善の選択ですが、施工会社や担当者に主導権を握られない交渉力と基礎知識が必要です。特に大手ハウスメーカーは、打ち合わせの回数を減らして可能な限り短期間で契約すると共に最短で引き渡して資金を回収する事を重要視しているので、施工会社に主導権を握られてしまうと満足に打ち合わせを出来ないどころか考える時間もないままに竣工してしまい後悔する羽目になります。その為、担当者が話す専門用語を理解できる最低限の基礎知識を身につけて交渉に臨む必要があり、自分が希望するマイホームのイメージをより明確にすると共に希望の優先順位をリスト化しておく必要があります。施主が主導権を握れれば、施主の希望に可能な限り合わせようと施工会社や担当者が頑張ってくれるので、希望通りに注文住宅を建築する事ができます。

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