北海道以外の地域ではエアコンを設置している住宅が多いのですが、注文住宅を建てる予定のある方は、選択肢があるのでその内容を理解した上でエアコンと照明器具を合わせて検討してみることは最善策です。一般住宅の場合は、壁掛け用のエアコンを用いていることが普通になりますが、戸建て住宅で1階のリビングでは他の居室よりも坪数が広く、家族だけではなくお客さんが入るスペースでもあるので、従来型のエアコンではなく天井型に指定する方法があります。天井型として販売されているエアコンは主に業務用になりますが、馬力数の小さなモデルを数か所に設置する方法は一般住宅でも導入することができ、注文住宅であれば最初から指定できるので後から交換をするよりもお得です。天井型の中にはビルトインタイプもあり、天井内に埋め込む機種が該当しているので、吊り下げではなくビルトインを選ぶ方にメリットがあります。
このタイプのエアコンは2台や3台を設置したとしても、一般家庭用ではないことで1台の室外機で済ませられることもメリットです。ビルトインにすることで天井に取り付ける照明器具もおしゃれなダウンライトを導入できる他、配線ダクトを使って自由な照明器具のレイアウトを作り出してもエアコンの邪魔にならない便利さもあります。エアコンと照明器具をセットで考えることには意味があり、壁付けタイプのエアコンは設置場所が限定されますが、天井型では最適な位置に取り付け可能になり、ビルトインによって採用可能な照明器具の選択肢が増えることをあげられます。注文住宅であれば、ダクトや電気配線の屋根裏での作業も建築段階に合わせて簡単に行えるので経費削減も行えます。