注文住宅のトラブルの中に雨漏りがあります。注文住宅を購入したものの、雨漏りが起きるなんて許せないという人は多いことでしょう。この雨漏りを長い期間にわたって放置しておくならば、家の躯体に悪影響が及びます。また、カビやダニの発生元となることもあります。
そのため雨漏りが間接的に人の健康に有害な影響を及ぼすことがあります。しかし雨漏りはどこから起きるのでしょうか。雨漏りというと屋根から水が漏れるというイメージがあると思います。ところが、今の多くの雨漏りはそうではありません。
外壁と開口部の取合い部から雨漏りが起きているというケースが増えています。なぜそのようなことが起きるのでしょうか。一番の原因は家のデザインです。シンプルモダンと呼ばれる形は雨漏りの事故が多いデザインになっています。
シンプルモダンは庇がないか、極端に短い住宅になります。そのためにすっきり感がある家といえます。しかしこのデザインが雨漏りを起こしていると言えます。次に片流れの屋根にも雨漏りが多く発生しています。
このような造りの家は、わずかな箇所から雨水が浸入し、雨漏りが生じます。このように庇がないデザインが雨漏りの大きな原因となっています。なぜ庇がなくなったのでしょうか。それは雨戸一体型サッシが要因と言えます。
雨戸の戸袋と庇が干渉し、そのことで施工がしづらくなったことが庇をなくすということになりました。しかし、それが雨漏りの原因であるならば再考する余地があると言えるでしょう。最近の注文住宅のデザインにはそのような欠点があります。注文住宅のことならこちら